代表メッセージ
宮崎の木と伝統を大切にする、手刻みの建築と製材の専門家集団
「家は、人を幸せにする」
その原点を胸に、
見えない場所にこそ
魂を込める。
株式会社 折田建築 代表取締役
折田 政和

ご挨拶
折田建築のウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。代表の折田です。 私たちは宮崎県串間市を拠点に、製材から手刻みによる加工、そして建築までを一貫して行う職人集団です。
「なぜ、今どき手刻みなの?」 「なぜ、わざわざ自社で製材までするの?」
そう思われるかもしれません。効率だけを求めれば、機械加工(プレカット)や既製品を使う方が簡単です。しかし、私たちが手間ひまをかけた「本物の家づくり」にこだわり続けるのには、揺るぎない理由と原点があります。

家づくりの原点となった、被災地での出来事
私が「家づくり」の本当の意味を知ったのは、25歳の時でした。 当時発生した新潟中越地震のボランティアとして、被災地に「レスキューハウス(仮設の小屋)」を建てに行った時のことです。
混乱する被災地では、最初、私たちのような他県からの人間に警戒心を抱く方もいらっしゃいました。ある年配の男性は、怖い顔をして家から出てこようともされませんでした。
かし、私たちが仕事を進めながら会話をする中で、少しずつ心の距離が縮まっていきました。そして小屋が完成した時、その男性が真っ先に中に入り、地元の言葉で「これは良いわー」と心からの笑顔を見せてくれたのです。
その表情の変化を見た瞬間、自分の中で大きく気持ちが揺れ動きました。 「家って、こんなにも人を幸せにするんだ」
それが、私の家づくりの原点です。お客様の笑顔を見るために、私はこの仕事をしている。その想いは独立し、法人となった今も忘れることはありません。

地域の木を、職人の「手」で活かすことの意味
折田建築が「地元の木」と「手刻み」にこだわるのは、単なる懐古ではありません。それが、この土地で長く住み続けるために「理にかなっている」からです。
木は生きています。同じ宮崎の杉でも、「飫肥杉(おびすぎ)」は油分が多く粘り強い、腐れに強いなど育った環境や気候風土によって性格が異なります。その性格を見極め、適材適所に使い分けることは、機械任せのプレカットでは難しい職人の領域です。
地元の気候風土で育った木を、地元の職人が手で刻み、組み上げる。 この工程を経ることで、家は強くなり、ご家族の暮らしを長く、たくましく守り続けることができると確信しています。

見えない部分にこそ、職人の誇りを
私にとっては、お客様の笑顔が何よりの報酬です。 時には「そこまでやらなくても誰も見ていないよ」と言われるような、壁の中や床下の見えない部分にも、私たちは一切の手を抜きません。たとえお客様が気づかないような細部であっても、プロとして「ここは譲れない」という信念があります。
「あそこの家は、俺たちが作った」
そう胸を張って言える仕事をしたいと考えています。どんなに遠方の現場であっても、二度と会わないかもしれないお客様であっても、その想いは同じです。
日本の伝統技術を守り、次世代の職人を育てながら、私たちはこれからも一棟一棟、魂を込めた家づくりを続けてまいります。 どうぞ、私たち折田建築に、皆様の住まいへの想いをお聞かせください。

代表取締役 折田 政和
【プロフィール】 宮崎県串間市出身。地元の工務店に勤務後、25歳で新潟中越地震の活動に参加。被災地での経験から「人を幸せにする家づくり」を志し独立。約8年の修行期間と、16年の個人事業期間の中で、応援などの職人仕事をこなしながら大工としての技術を磨く。2021年から法人化し、製材所を併設した工務店の代表として、若手職人の育成と伝統技術の継承に力を注いでいる。

